みなさんご存知ですか?
アメリカにあるアラスカエアラインという航空会社。
ここのマイレージをうまく使えば、タイを含むアジア路線(中国・韓国~インドまで)のJALビジネスクラスを格安で手に入れることができます。
が、しかし・・・
私は何回か使いましたが、はっきり言って顧客対応はクソです。
本当にウンコです。
なぜアラスカエアラインの顧客対応はクソなのか?
それは日を改めてじっくり書くとして、今日とりあえず伝えたいことはトラブル対処方法!
焦ってドツボにハマらないためのノウハウ。
私的な備忘録でもあるんですどね^^;
確実な予約変更は電話だが
たぶん検索でこのページに辿りついた人は、JALチケットの安さに目がくらんでアラスカマイレージで予約したものの、予約変更を余儀なくされてしまった人ではないかな。
そしてWeb上からの予約変更がNG(出発日から逆算して60日以内)になっている人だと思う。
しか~し、大丈夫!
アラスカマイレージプランで何度も失敗した僕が、電話での解決法を伝授します。
ちなみに僕の英語力はTOEIC300点、中学生並みだから安心して(笑)
最大の鬼門、英語のコールセンター
まずはアラスカエアラインのコールセンターに電話する。
1-800-252-7522
電話がつながったら、会員番号(マイレージプランナンバー)をプッシュしろと自動音声が流れるが、それは無視しましょう。
これはとても大事だから、もう一度言う。無視する(;^ω^)
ここでやるべきことは自動アナウンスを無視して待つ。
およそ2分程度、放置していると呼び出し音がなり、人間につながります。
会員番号を入力せず人間が応答したら
I'm calling from Japan.
アイム、コーリング、フロム、ジャパン
Japanese interpreter Please.
ジャパニーズ、インタプリタ、プリーズ
これを相手が理解してもらえるまで繰り返そうwww
たぶん2回も繰り返せば、相手のアメリカ人は理解してくれます。
OK!
という返事のあと保留音が流れたら、勝利は目前だ!
4、5分待つことになるが、電話を切らず、イライラせずに待ちましょう。
保留音が終わると三者間通話!
こんにちは、私は〇〇です。よろしくお願いします。
でた!!通訳者のご登場。
あなたはこの難問を解決したも同然です。
厳密に言うと、この通訳者はアラスカエアラインのオペレーターではありません。
三者間通話機能を使って、自分とアメリカ人の会話に介入し、通訳してくれる人です。
さきほど保留音のあと4、5分、電話を切らずに待ってね!
と言ったのは、この三者間通話を成立させるために、コールセンターの人がいろいろ手配している時間なのです。
追記:
もし通訳が出ても三者間通話にならない場合があります。
アラスカのコールセンターが、通訳に回線をつないだら、即、切るという・・・怒!
こんなアホが多くいるんよね^^;
そしたら、最初の電話掛けからやり直しですよ(/・ω・)/
ようやく予約変更の手続き
ここで初めて自分の会員番号(マイレージプランナンバー)と名前を告げましょう。
会員番号と名前はもちろん日本語で伝えてOK。
その後、コールセンターの人が顧客システムでデータを照合するはず。
自分のデータが見つかると、またしてもOKの返事!
その後は通訳者を交えて、簡潔に自分の意志を伝えればよいです。
どんな予約変更が可能なのか?
ここから先の話は
「予約変更の際、振替用の席が空いている!」
が前提です。
1.片道チケットの日時変更
行き先の路線は変わらず、0:00→15:00
変更OK
2.片道チケットの行き先変更
A空港→B空港を修正し、A空港→C空港
変更OK
3.ストップオーバー中の行き先変更
1/1 A空港→B空港に降りて滞在
1/8 その後B空港→C空港へ行く予定
↓
1/1 A空港→B空港に降りて滞在
1/9 その後B空港→D空港へ行き先変更
変更OK
なんと驚きなのは、
ストップオーバー中(途中降機の滞在の間)でも、その後の行き先を変えることができる!!!
サービスは神対応すぎるのに、なぜか顧客対応がクソというワケワカメな会社です。
予約変更の費用
電話で予約変更する場合、1回変更につき125ドル+TAX1.2ドル=126.2ドルが加算されます。
決済はクレジットカードのみ。
カード会社名とカード番号、その他の個人情報をコールセンターに口答で伝えます。
決済が終わると予約変更の手続きは完了。
予約変更できたか確認する
電話では、これから30分以内に変更作業が完了します。
追ってEメールで完了を報告します。
と言ってくれたのに・・・Eメールは来ない(*´Д`)
マイレージプランのWebにログインし、Mytripのリンクを押して予約状況を確認しましょう。
僕が10時間後に見たところ、確かに書き換わっていました。
ストップオーバー後の行き先変更、つまり上の説明でいう「3」のケースです。
変更前:6/12 成田NRT→マレーシアKUL
変更後:6/15 成田NRT→インドネシアCGK
無事成功☆ほっとしました^^
しかし、12時間経ってもEメールは来ず。本当に顧客対応はクソだね^^;
(後日談ですが、メールは最後まで来ませんでした)
さらにもう1つの心配ごとは、アラスカエアラインからJAL予約システムにちゃんと情報が引き継がれているのか?
です。
僕は過去にWeb上で予約変更したのに、失敗するという、どうにもならない前例がアラスカエアラインにあるからね!
いまいち信用なりません(笑)
そこで予約画面上の
Japan Airlines confirmation code:XXXXXX
このコードに注目!
これを今度はJAL国際線ページにいって入力してみましょう。
予約の確認をクリック。
予約番号で検索のラジオボタンにチェックして、各項目を入力。
おぉ、ちゃんとJALのシステムにも情報が届いています。
確認ついでに、どの席に座るかも確定しちゃいましょう。
最前列の両窓側に×印。すでに取られてるようです。
みなさん用意周到ですねぇ!
僕はどちらかというとエンジンから遠くて騒音が少ない「真ん中」が好きです。
てかそもそも、ビジネスクラスなんて贅沢品だから席の位置にこだわらない^^:
ということで・・・
英語ができない人がアラスカマイレージプランで予約すると、予約後の変更でとんでもなく高いハードルがあるわけですが、このとおり実践すれば何とかクリアできるんじゃないかな。
最後のタネ明かし
冒頭で会員番号(マイレージプランナンバー)をプッシュの自動音声を無視せよ!
について説明します。
実は会員番号を入れると、その次に予約かアドバイスか、または別の要件か選ぶ自動音声が流れます。
そこでプッシュすると、担当者につながるのですが、そこには例の通訳者が存在しません。
I'm calling from Japan.
Japanese Please.
I need an interpreter.(通訳を求めます)
と伝えても、帰ってくる言葉は
Don't have.(いません)
この繰り返しです。イラついて怒ってみても、
Sorry! We don't have.
ちょっと丁寧に返事されるというオチ(笑)
思うに会員番号を入れない状態でつながる担当は、総合受付。つまり企業全体のクレーム処理なども対応するため多言語体制(通訳体制)ができている!
しかし会員番号を入れると具体的な部署に転送される。
一見、専門性があって話がスピーディなのだが、あくまでそれは言語が通じる場合ですね。英語かスペイン語ができない人には途方に暮れる対応です。
Special Thanks
最後になりますがアラスカエアラインの予約変更で、路頭に迷っている僕を助けてくれたAMEXのコールセンターに感謝します!
ほかのカード会社は、通訳サービスなど存在しないの一点張りだったけど、
AMEXのオペレーターだけは、
「アメリカの大企業なら大抵、三者間通話で通訳を介入できるはず。確認してみますね!」
こんな素晴らしい機転をきかせてくれました。
たぶんこの人の個人的ファインプレーだと思うけど、その機転のおかけで難題が解決できました。
ありがとーーー、アメリカンエキスプレス!